会津坂下町

会津盆地内で古墳が密集する地域として注目されています。特に亀ヶ森古墳は、全長114メートルと福島県内2番目の規模を誇る前方後円墳（古墳時代後期）で、この地域が古代から有力な勢力の中心地であったことを示しています。

円筒埴輪や土器などが出土しており、4世紀後半に築造されたと考えられています。

「立木観音」の通称で全国に知られ、会津ころり三観音の一つに数えられる寺院です。

一木造り（一本の木から彫り出された仏像）としては日本最大級の大きさを誇ります（総高約8.5メートル）。

伝承では弘法大師（空海）の作とされ、根がついたままの立木に直接彫られたと伝えられているため、「立木観音」と呼ばれています。

観音堂内には、本尊を取り囲むように二十八部衆立像、風神、雷神像が安置されており、その姿は圧巻です。

地元の酪農家が生産する新鮮な生乳で、その乳製品（牛乳、ヨーグルト、アイスクリームなど）は町を代表するブランドとなっています。「会津のべこの乳 アイス牧場」では、これらの乳製品を直売しています。

会津地方はご当地ラーメンの激戦区ですが、会津坂下町のラーメンは、伝統的な会津ラーメンのあっさりとした醤油味に加え、地元に愛される個性的なお店が多いのが特徴です。特に、地元の食堂で提供されるラーメンは素朴ながら深い味わいです。

会津坂下町の「馬刺しの食べ歩き・買い出し体験」は、観光地でコロッケやソフトクリームを買って歩くのとは少し違い、「町のお肉屋さんに突撃して、最高に新鮮な肉をその場でさばいてもらう」 という、ちょっとディープで贅沢な体験ができます。
 

主に「さくらんぼ狩り」と「りんご狩り」が体験できます。
特に人気なのは、6月のさくらんぼ狩りです。
すーぱ
 

現代の日本酒ムーブの流れを決定づけた、伝統的な酒造といっても過言ではありません。
代表銘柄の「飛露喜(ひろき)」は、「無濾過生原酒」というジャンルを世に知らしめたお酒。
昔の日本酒は、炭素で濾過をして透明にし、火入れ(加熱)をして保存性を高めるのが一般的でしたが、濾過せず、火入れもしない、搾ったそのままの状態で出荷しました。
存在感のある甘みや旨みがありながら、後味は驚くほどスパッと切れるのが特徴です。

「一生青春」を合言葉に、新しい酒造りに挑み続けている。
代表銘柄「天明(てんめい)」は、透明感のある旨みとキュッと締まる「酸」のバランスが絶妙な、食事に寄り添うモダンな味わいです。

会津五桜の一つに数えられる、樹齢200年と推定されるエドヒガン系のシダレザクラです。毎年4月中旬～下旬頃に見頃を迎え、薬王寺境内を華やかに彩ります。

会津坂下町北部に位置する標高470メートルほどの低い山で、町民の憩いの場、またハイキングコースとして親しまれています。山頂付近からは、会津盆地の広大な田園風景、遠くには磐梯山や飯豊連峰を一望できる絶景スポットです。季節や時間帯によって異なる美しい景色を楽しめます。